CONCEPT

このサイトに関しまして

デジタル写真の時代になり、写真は「写すもの」から「写るもの」になりました。
スマートフォンなどにより映す難しさとフィルム等の経費から解放され、誰もが簡単にパソコンやスマートフォンで写真を楽しむ時代になったと言えるでしょう。

そのような状況下で私達プロカメラマンは、これまでの撮る技術に対する存在の価値を大きく失ったと言わねばなりません。

しかしプロカメラマンの技術は撮影に関するものだけではありません。
それはそれぞれのカメラマンが専門とする分野で様々にあるでしょう。

わたくしの場合はライティングが、撮影と並ぶ重要な技術でした。
残念なことにデジタル化に伴う広告・出版等業界でのコストダウンでは、照明に関する経費も撮影コストと同様に切り下げられました。
高度な照明・ライティング技術は割りに合わない、継続の難しいものになってしまったのです。

今までに機械化・大量生産化で様々な手仕事・職人仕事が失われたように、この技術も失われようとしています。
ではそれは今や必要のない技術なのでしょうか?

照明機材もデジタル写真周辺機材と同様に進化を続けています。
失われようとしている技術だから旧態依然としている訳ではないのです。

このサイトではわたくしが今まで取り組んだ、質の高い仕事と私自身が思うものを掲載しています。
ご覧下さるあなたに何か響くものがあるなら、決して無用の技でなないとわたくしは思います。

現在のインターネット環境で誰もが発信者たりうる状況は正に玉石混淆です。
このサイトは写真のライティングという技術を残し、伝えていくためのプレゼンテーションとして作りました。
わたくしから何か新しい表現を作り出し、また共に創造して行くその契機となることを望みます。